ここでは様々な工程を経て、皆様に有償譲渡するパソコンが出来上がるまでの工程をご紹介します。
リース終了後の電子機器は、国際基準に適合した厳格なデータ初期化を終えたのち、埼玉県新座市のこちらの機器再生工場に搬入されます。
工場に搬入された機器は、デスクトップ・ノート型等のそれぞれのカテゴリーに分類して、一台ごとに再生ラインに乗せられます。画像に収められた台数は全国の有償譲渡会で1か月間に有償譲渡される約5,000台の機器で、もう一度命が吹き込まれるのを待っています。
再生ラインに入る機器は、比較的に使用頻度が少ないのですが、できる限り良い状態で機器を必要とされる方にお渡ししたいので、多くのクリーニング工程を組んで、主に機器の外側を美しく整えます。
有償譲渡したパソコンがご家庭でもすぐにお使い頂けるよう、ウインドウズOS、オフィスソフト、筆まめソフト、パソコンレッスンソフトなどをインストールする工程に移ります。この工程では、機器の様々な動作チェックを同時に行います。
専用のソフトを使用し、キーボードのすべての動作チェックを行います。同時にUSB・SD・LAN端子等の外部接続部も念入りにチェックを繰り返します。
再生した機器が、有償譲渡した後も皆様に長くお使い頂けるよう、一台ごとに多くの起動検査を繰り返します。この検査に合格すると、いよいよ出荷準備に入ります。
再生パソコンの有償譲渡会は、毎週全国80か所の会場で行われます。そのための出荷準備は多忙を極めます。命を吹き込まれたパソコンが、輸送にも耐えられるよう一台一台精密な梱包作業を施し、輸送業者に託されます。
工場から出荷された機器は、有償譲渡会の会場スタッフに引き継がれます。輸送業者から受け取ると、会場に搬入されそれぞれの性能ごとに分類され、保証書にその内容を記入し展示の準備に入ります。
会場の有償譲渡会スタッフは、開始10分前まで念入りに、展示された機器の最終機動確認を繰り返します。万一でも持ち帰られた機器が、初期不良のないように作業を怠りません。
有償譲渡会ではパソコン初心者の方も多く来場されるため、機器有償譲渡後の操作に関するサポートダイヤルを設置しており常に10名体制(計9回線)で、お電話による無料サポート(*)を実施しています。パソコン操作に関する「わからないこと」をわかるまで丁寧にお伝えしております。
*操作に関するサポートダイヤルの通話料は機器所有者のご負担となります。